伝統技、欅のワクノウチ工法 最高級の百年住宅・本格入母屋造り

こだわりは材木から、とにかく頑丈な住まいを

吹き抜けの玄関ホールは重厚感と木組みの美しさが圧巻
昔はワクノウチ組みの大きさや太さが家の格式を表したといわれ、T邸の象徴ともいえるケヤキの大黒柱に刻まれた年輪にも風格を感じる

欅板の豪華さは玄関ホール
ホール床のケヤキ板は2尺幅のものが惜しげなくつかわれており、その豪華さは玄関ホールというより、応接室といった方がふさわしい。

T邸の象徴ともいえるケヤキの大黒柱に刻まれた年輪にも風格を感じる
リビングルームの天井は漆塗りケヤキの太い梁がむき出しのワクノウチ組みで、ウシと呼ばれる太い横梁を渡しこの上に立て梁を直交させて井ゲタ状に組み、強度をつけている。「他では手に入らない、どっしりとしたケヤキに囲まれて、ここがいちばん好きだし、落ち着く居場所です」とTさんは言う